Kodomo茶道では入会・更新いただいた園へ、特典として絵本専門士が選んだ本を寄贈しています。
毎年絵本は変わります。
ほこり・汚れ防止の透明シートを装備してお渡しいたします。
2025年は、こちらの3冊♪
髙山朗子さんのレビューと共にご紹介します。

『よりぬき日本の昔話 ももたろう ほか』
小澤俊夫/再話
福音館書店
昔から語りつがれてきた日本の昔話が12 話。耳から聴いてとても心地よい文章で す。ぜひ子どもに読んで聞かせてあげてください。親しみのある明るい色調の挿し絵は、ひとり読みの子どもの背中を押してくれることでしょう。長く愛される一冊になるはずです。

『じゅんばん じゅんばん じゅんばんです よ』
accototoふくだとしお+あきこ/さく
大日本図書
「じゅんばん」は子どもが集団の中で覚えていく言葉ですが、この絵本では四季の移り変わりと命のつながりを温かくリズミカルに伝えていきます。見開きで描かれた大きな絵は美しく魅力的です。自分が暮らすこの世界の美しさ、素晴らしさに気づきを与えてくれる絵本です。

『まよなかのゆうえんち』
ギオデン・ステラー/作
マリアキアラ・ディ・ジョルジョ/絵
BL出版
森に移動遊園地がやってきました。真夜中、静まりかえった森に動物たちが集まり ます。真っ暗だった森には光があふれ、にぎやかで楽しい時間が始まります。隅々まで描かれた絵からは音楽や歓声も聴こえてくるようです。文字がない絵本です。
*書籍の表紙画像は、出版社の許諾を得て掲載しています。